夏のスキンケアのポイントは,洗顔・UV対策・汗対策

夏のスキンケアのポイントは,洗顔・UV対策・汗対策

夏の特徴は強い日差しと,気温の上昇です。

日差しが強くなりますので,UV対策が必要なのは当然ですね。
ただ,日光の影響は,UVの問題だけではありません。
日光が照射すると,化粧品の成分が変質します。これは夏だけではありませんが,特に夏にその影響が出ることがあります。
日焼け止めクリーム,皮膚の塗り薬,化粧品を塗った上で日光を浴びることで,かぶれが起きることもあり注意が必要です。

気温の上昇で皮脂や汗の分泌量も増えます。

皮脂や汗の量が増えることによって,様々な肌トラブルや,病気の原因になることがあります。

汗が増えてしまうと,汗の働きによって皮膚表面で細菌の活動を抑える力が弱くなります。
このことで,皮膚が化膿しやすくなるなどの原因になります。

また,皮脂の分泌が増えることにより,皮脂が原因となって引き起こされる病気が発症したり悪化することがあります。
脂漏性皮膚炎(脂漏性湿疹)は,夏場に悪化する方が多いとされています。

汗の量が増えて角層がふやけることにより,毛孔が狭くなり,結果的にニキビが悪化することにもなります。

夏場に洗顔を見直しましょう。

このように肌にとってはつらい時期である夏場にこそ,スキンケアの基本である洗顔の方法を見直したいものです。
夏場こそ,皮脂や汗をきれいに洗い流し,健やかな状態に保つことに心がけたいです。

(公開日2013.6.2)(最終更新日2013.6.2)